姫路城
日本にある姫路城も、世界遺産に登録されています。
兵庫県の姫路市にあるこのお城は、築城に関して様々な説がありますが、1346年、赤松貞範によって築城されたとされています。
1441年には山名持豊が城を収め、その後、応仁の乱となると、黒田氏が城代になります。
そして1580年、黒田氏が羽柴秀吉に城を献上し、秀吉は天守閣を築きます。
その後は、木下家定、池田輝政、本田忠政、松平忠明、榊原忠次らが城主となり、明治維新では酒井氏が城を治めます。
明治になると版籍奉還となり、姫路城は国有へ。
昭和になって天守閣が国宝に指定された後、1993年、ユネスコの世界文化遺産に登録されます。
ここまでの歴史を流れを見るだけで、わくわくしてくる方もいるでしょう。
まるで、歴史の番人のようなお城ではないかと思ってしまいます。
このお城へ訪れれば、戦国時代の面影を見ることができるかもしれません。
ただ、現在、姫路城は保存修理工事が行われていて、見学できない場所があります。
そして、「姫路城が以前に比べて白すぎる」ということでも話題になっているようです。
補修工事によって屋根などが白くなったのだとか。
テレビ番組でも取り上げていましたが、確かに違和感を覚えるほど白くなっています。
ただ、もともと、姫路城は白いお城だったのだとか。
別名は白鷺城で、この名前は白漆喰で城壁が白く美しかったからということが由来のようです。
姫路城周辺の人気スポット
姫路城で古い時代に思いを馳せるのも良いと思いますが、一日中、お城を見学するのにもムリがあるという方もいるでしょう。
ですから、お城周辺の人気スポットに注目し、見学後、そのスポットでさらに楽しむのも良いのではないでしょうか。
お城周辺の人気スポットに、姫路市立動物園があります。
この動物園は、世界遺産のお城から、わずか300メートルほどしか離れていません。
ですから、子どもの足でもお城から充分に歩ける距離にあるといえるでしょう。
この動物園には「動物とのふれあいタイム」が1日2回、設けられています。
触れ合える動物は、モルモット、ブタ、ヒツジなど。
ですから、この動物園で動物と思い切り遊ぶと良いのではないでしょうか。
都会のマンションでは、ペット禁止の場合も多いでしょう。
普段動物と触れ合う機会の無い方が、ここで動物と触れ合えば、じんわりとやさしい気持ちになれるかもしれません。
また、普段は見られない子どものやさしい姿を見ることもできるでしょう。
マイカーで出かけるなら、ちょっと足を伸ばして日本玩具博物館へ出かけるのも良いのではないでしょうか。
ここは世界遺産のお城から約10キロ離れた場所にあり、日本の玩具はもちろんのこと、世界の玩具も収蔵されています。
その国の数は150カ国にものぼりますから、見ていて楽しいのではないでしょうか。