法隆寺地域の仏教的建造物

日本にある法隆寺は、世界遺産に登録されています。
この法隆寺は、日本の中で最も早く登録された建造物です。

正式な登録名は「法隆寺地域の仏教建造物」。

登録が認められたのは1993年で、法隆寺にある建物47棟と法起寺の建物48棟が世界遺産になっています。

法隆寺は歴史の教科書でも登場するぐらいに有名な建造物でしょう。

聖徳太子が創建したと伝えられている寺院であり7世紀に創設されたその建造物で、また、法隆寺にある西院伽藍は、世界で最古の木造建造物になります。

世界で最も古い木造の建物が日本にあるというのは、とても感慨深いものがあるのではないでしょうか。

ただ、今ある法隆寺西伽藍は、残念ながら聖徳太子のいた時代のものではないようです。

今あるものは、7世紀後半から8世紀初期に建てられたものとされていて、今の伽藍が建つ前には前身寺院が建てられていたのだとか。

この寺院は焼失していて、発掘調査にて分かったようです。

そして、法隆寺といえば五重塔という方もいるのではないでしょうか。

この五重塔は、木造の五重塔としては世界最古のものになります。

昔の日本、飛鳥時代に思いを馳せることのできる場所ですから、一度は見学に訪れると良いのではないでしょうか。

法隆寺周辺の人気スポット

法隆寺周辺の人気スポットにも、ぜひ注目してください。

法隆寺は飛鳥時代に思いを馳せることのできる素敵な場所ですが、残念ながら、一日中過ごせる場所ではないでしょう。

特に小さい子どものいる家庭が法隆寺で1日過ごすのは、ムリがあると思います。

きっと、子どもが飽きてしまうでしょう。

ですから、法隆寺見学後に楽しめる周辺の人気スポットには、ぜひ注目して欲しいと思います。

周辺の人気スポットを調べておけば、大人だけでなく、子どもを含めて家族で旅行を楽しむことができるでしょう。

法隆寺の近くには、子どもが遊べる竜田公園があります。

この公園は「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」という在原業平が読んだ場所でもあります。

この歌を今、大変に人気のある百人一首マンガ「ちはやふる」で覚えた方もいるかもしれません。

この歌からも分かる通り、この公園は紅葉の名所でもあります。

とても広々とした公園で、散歩道が整備されています。

子どもが笑い声を上げながら走っても、問題ないでしょう。

また、法隆寺周辺には、「農業公園 信貴山のどか村」もあります。

ここでは果物狩りやバーベキューを楽しんだり、ソバ打ちを体験することができます。

世界遺産で歴史を感じた後、この公園で様々な体験をすると、家族揃って素敵な思い出を作ることができるのではないでしょうか。

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